第5談 続➂ お釈迦さまに想う

第5談 続➂ お釈迦さまに想う 2020年(令和2年) 4月12日(日)

王子は幼少期の心の傷を残し、日夜 悩みながら成長して行きました。「 親 (母) は、 なくても 子は育つ 」と、言います。

そこで父王は、王子に様々な気配りをし 早く妻でも娶 (メト) らせれば、色々な不安な気持ちも 落ち着くだろうと思いました。
「 親の心、子知らず 」かな!

そして、王子16歳 (19才とも伝えられる) の時に、亡き母親マーヤー王妃の実家の兄デーバダハ城主スプラブッダ王の娘ヤショーダラー姫を、妃(キサキ)として妻に迎える事にし 結婚させました。

その後、太子は父の政務を助け よく働きました。
「 子を見ること、親に如 (シ) かず 」ですかね?

お妃さまは、きっと美しく優しい人柄で、常に夫に愛情をそそぐ素敵な人だったのでしょうね。〈 本当に羨ましい限りでございますネ 〉
あーッと失礼しました、どこで誰がご覧になっているかも知れませんので、一様 付け加えて おきます。

僕の連れ添いも、妃に負けず劣らず、とても素敵な人です。
「 背も高く手足も長くスタイルも良く・美しく心優しく情け深く・常に控えめで 夫をたて、働き者で一点の非の打ち所もない、全てに於いて申し分のない、素晴らしい伴侶ですヨ 」《 コレ、ほんま デッセ 》

お釈迦様の、父カピラ城主ゴータマ・シュッドーダナ王も、母マーヤー妃も同じ釈迦族の一族でコーリヤ族のデーバダハ城主の姫で、父と母も従妹(イトコ)同士での結婚でした。
やはり王子も、父母と同じく同族の従妹と、結婚する事になりました。

今の日本だと、近親相姦 結婚のため三親等以内は、遺伝子的にも先天性異常が見られる子が出生する可能性が高い為、敬遠されています。法律上も、婚姻は無理かも?

確か、兄弟姉妹の二親等と、叔父叔母や甥姪の三親等は、婚姻できないと思う?
それ以外の、傍系の血族で従う兄弟姉妹は四親等なので、結婚は可能だと思うが?

これが 嘘か誠かは、愚僧のヘットの鶴 (ツル) を想像すると、もうお分かりの筈ですね「 嘘と坊主の頭は、結 (ユ) った事が無い 」のが、実状でしょう 。如何かな!

詳しい事は、法律の専門家に、お尋ね下さいますように!
このストーリーは、まだ続きますので、今日はこ辺で・・・合掌