第13談 己を支えた一言(座右の銘)

 第13談 己を支えた一言(座右の銘) 2021年(令和3年) 2月13日(土) 

今夜の「坊主さんの おせっ会」に、男3人+女6人=計9人参加しました。
今日は、座右の銘=己を支えた一言や終生 忘れられない一言をテーマに、お話しを進めて見ようと思います。

例えば、役者に取って舞台は戦場なんですね、同じく皆さんが働いている職場も同様に生活の糧となる戦場なんですヨネ。

ただ何となく就業時間内に働き、時間が来れば帰宅し、それでお給料が貰え暮らしが成り立てば「御の字」じゃ、張り合いの無いその日暮らしでは駄目なんです!

やっぱり、自分を使用くれた恩に報いる為にも、また飯の種ですからネ、最初は出来なくても 先ず出来る事から、懸命に努力を重ねる事に意義があるんです。

『能わざるに非ず、為さざるなり』との事で、人はよく出来ないと言うが 出来ないのではなく、端 (ハナ)から遣 (ヤ)ろうと しないから出来ないので、遣ろうと思えば大抵の事は遣りこなせる筈です!

やがて、その姿勢が上司に認められ、報われる時も来るでしょうから、やれるだけやって見ましょう!「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
これは僕からの、仕事に対するアドバイスと、己の職業に誇りを持つ事も大切ですね。

その仕事場や対人関係でスランプに陥り抜け出せない時に、周囲から何気なく掛けられた言葉に救われた、心に残る一言など ありませんか?
又は「恩師の一言」が重く心に響き、忘れられず己の一生の道しるべになりし事など。『謂わば人生の羅針盤になりし言葉などですね』と、皆さんに話を振りました? 

ところ、それぞれの心に残る一言一句を聞く事が出来ました。
面白いもんで 9人9様で、同じ様な言葉が一つも返って来ませんでした?
これも摩訶不思議でしたね、大抵は一人の発する言葉に便乗して、似通った返答が跳ね返って来るもんですがネェー! (僕以外の人の内容は極秘情報ですので、アシカラズ?)

最後に拙僧は、己の二つ言葉で【喜びも悲しみも、仏様の為すが儘に】【何事も時の流れに身を任す】と 同様の言葉ですが、『流れに抗 (アラガ)わず身を任す』と言う信念を持ち、全て御本尊様にお任せしております! (僕の場合は同行二人以上の同行五人かな)
仮に、流れに逆行して進もうとしても、無駄な労力を使い、身心共に疲労困憊 (コンパイ) するからです。

今回も、楽しく仲間との語り合い出来ました事に、心から感謝申し上げまして、終わらせて頂きます。また、次回も宜しく。

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